ホームセンターに行くとたくさんの電球が並んでいて、どれを買えばいいのかわからなくなることがありませんか?
電球を選ぶときのポイントは「口金の大きさ」「電球の種類」「明るさ」です。
電球ひとつでお部屋の印象が変わってくるので、理想の空間をつくるには、意外と重要なポイント。
今回は、この3つのポイントについてお伝えし、電球を上手に使い分けできるようご紹介します。
電球選びのポイント①ー口金の大きさ
口金とは「くちがね」と読み、電球の根元のスクリューネジ部分のことです。この口金のサイズが合わないと電球を取り付けることができないので、電球を買う前には必ず照明器具の口金のサイズを確認しましょう。
家庭用照明の口金のサイズは、一般的にはE26とE17の2種類です。
26や17などの数字はそのまま口金の直径を表しています。つまり、E26の場合は口金の直径は26mmになります。もし、今お使いの照明器具についている電球の口金サイズがわからない場合でも、直径を図るだけで簡単に知ることができます。
電球選びのポイント②ー電球の種類
電球の種類は、大きく分けて「白熱球」と「LED電球」の2種類があります。
電球型蛍光灯という電球もあったのですが、明るくなるまで時間がかかるなどのデメリットから、今ではあまり見かけなくなりました。
今回は、2つのタイプの電球についてご紹介します。
お部屋を温かく見せる白熱電球
照明を買ったときに付属している、ポピュラーな電球です。
白熱電球のいいところは、ほっとする暖色の明かりです。
お部屋が暖かく優しい印象に仕上がるほか、ダイニングではお料理をおいしく見せてくれます。LED電球にも黄色っぽい光色のタイプがありますが、まだ白熱電球の温かみのある光には及ばないと言われます。
白熱球は全種、調光機能に対応しています。
ちなみに、LED電球は調光器に対応しているタイプとしていないタイプがあります。リモコンや壁面スイッチの調光機能を使いたい場合は、白熱電球か調光対応のLED電球を選びましょう。
白熱電球は1つの値段が200円前後とお手頃ですが、LED電球に比べて電気代は高くなります。
とってもエコなLED電球
LED電球は、発光ダイオードを使用した電球で、消費電力が低く、とても長持ちする、経済的な電球です。電気代は白熱電球の1/8、寿命は20倍以上にもなるので、電球自体の価格は高くても、長い目で見ると絶対お得です。
電球は数年以上変える必要がないので、吹き抜けの天井など、取り換えが億劫な場所に使うのも便利です。
光色は、白いさわやかな光から黄色味を帯びた光まで何種類かありますが、主に「昼白色」と「電球色」の2パターンを覚えておくと良いです。
「昼白色」は、白く自然な光で、キッチンや洗面台など、作業をする場所にオススメの光色です。
「電球色」は、黄色っぽい温かみのある光で、ダイニングや寝室などくつろぐ場所にオススメの光色です。
また、LED電球は熱くならないという特徴もあるので、観葉植物を照らしたりしても葉を痛めません。
まとめると、こうなります。
白熱電球 | LED電球 | |
電気代 | 高い | 安い(白熱球の1/8) |
寿命 | 短い (1,000~2,000時間) | 長い (40,000時間) |
調光機能 | 対応可 | 一部対応可 |
光色 | 温かみのある暖色 | 昼白色や電球色など様々 |
電球選びのポイント③―明るさ
照明器具ごとに、取り付けできる電球の上限は決まっています。
100Wまで対応の照明器具に60wや40Wの白熱電球をつけることはできますが、最大60Wまで対応の照明器具に100Wの白熱電球を取り付けることはできません。
LED電球は、消費電力が低いため、照明器具の指定W数より明るい電球も取り付けることができます。例えば、100W相当のLED電球であっても、実際の消費電力は20W以下なので、最大60Wまで対応の照明器具にもつけることができます。
お部屋が暗いなーと感じるときは、LED電球のW数の大きいものに取り換えると、手っ取り早く部屋を明るくできます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、電球を選ぶときは
「口金のサイズ」・「白熱電球かLED電球か」・「対応可能なW数か」
に気を付けてみてください。
また、白熱電球とLED電球の違いはたくさんありましたが、
温かみのある雰囲気を作りたいなら白熱電球を、
経済性やいろいろな光色を使い分けたいならLED電球を、オススメします。
以上を参考に、お持ちの照明にぴったりの電球を選んでみて下さい♪
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